今日はやっと部屋からシルエット富士を見ることができた。
「ここから富士山がきれいに見える」という話ばかり聞いていたが、本当に見事だった。
改めてこの部屋が「羨ましい」(笑)。
11時に迎えに行って外出。
筑波方面へ。
ランチはまたまたスシロー。
ビール、茶わん蒸し、マグロの握りなどなど。
施設の職員さんからの話だと、どうやら今年前半の記憶がかなり怪しいらしい。
体調を崩して歩けなくなったこと、入院したこと・・・。
俺は「自分がなぜこの施設にいるのかがわからない」と感じていると予想している。
大げさに言うなら「宇宙人にさらわれたような状況」とでも言おうか。
そして、その「なぜ」は自分なりに解決しようとするだろうな、と。
前回から「年末までには家に帰っているはず」ということを何度も言うようになっていた。
「家に帰っているはず」 などの言動は、自分なりに「覚えている情報」を使って状況分析した結論なのだと思う。
その情報は欠如だらけ
→覚えているものをつなぎ合わせ足りない部分を創造(想像)
→本人の中では整合の取れたストーリーが出来上がる
→周りに話す
ただし、
情報の欠如度合いは変化する
→前回とちょっと異なるストーリーができる
→周りは「前回と違うことを言っている」
となる。
とにかく、我々からすると訳のわからない部分があったとしても、本人の中ではその時その時でバッチリ整合が取れている、のではと俺は思っている。
そこで、今回は近況をA4用紙1枚にまとめて壁に貼ってきた。
去年のパーキンソン診断から先月の施設入所まで、元の家で一人で暮らすことはできないことなどを簡単に箇条書きにしたものだ。
一緒に読み上げたが、一旦は状況が呑み込めたようだった。
でも明日には忘れているかも(笑)。
でもでも、この一覧を読んだ時だけでも現在までの出来事がつながればよいなと思う。
正直俺がやっていることは正しいのか全くわからない。
余計なおせっかいかもしれないしね。
でも、自分がもし去年の記憶が消えていたら、それが一覧で見えるようになっていたら安心できる気がするなと思うのだ。
次回は第一病院への通院の日。
実は昨夜はコウモリうるさくて何度も起こされたせいで寝不足・・・。
そしてさっきもまたキューキュー鳴き始めた。
昨夜のとは別の・・・。
いつのまにか雨戸の戸袋に侵入していたようで・・・。
また丁重にお引き取りいただきました・・・。
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