30年選手のナショナル製の浴室扉、吊り下がる部分のプラ箇所が経年劣化で割れてしまった。
すぐに管理会社にメールするも、営業のオッサンが使い物にならず時間ばかりが過ぎる・・・(以下割愛)。
とりあえず針金で強引に吊り、開閉ができるようにはしていた。
約1カ月後の先週、やっと大家さんに見積もりの連絡が入ったらしいが、「修理の見積金額が9万と言われたんだけど、どんな状態か見たい」ということで確認してもらった。
で、俺が「ダメ元で修理してみましょうか?」と提案したら、あっさりOKがもらえたので、本日作業。
構造はバスの扉のように中折れ式で上部のレールから吊り下がっている。
その吊り下がる部分の扉側が割れてしまい吊り下がれないという状態。
左はまだ割れていない。割れる可能性はあるが、今回は何もしない。
内側の部分だけが取り外せるので、多少汚くても隠れて見えなくなるのも好都合。
割れた個所はなるべく元の形を再現できるようにボルトを仮置きしてパテ盛りをすることにした。
事前準備は手持ち工具で色々と。
パテは練り始めたら数分で硬化し始めるので手際良くさっさと盛る。
柔らかいうちにボルト撤去をしようと思っていたのだが、どんどん硬化して取れなくなっちゃったのは誤算・・・。
数時間置いてから不要なパテを削り落とし、同時に仮置きのボルトも半分以上削って取り除いた。
さらにストッパー的な金具も作った
これがないと吊り下げ金具から外れてしまう。
実はここの部品も元はプラで、同時に割れて機能しなくなっていたのだ。
ここまで来れば元に戻すだけ。
その前に、大家さんにパテ盛りをした部分を持参して見せたところとても喜んでもらえた。
だって材料費は600円程度で見積もりの150分の1になったんだからねぇ。
ここは賃貸。
次に入る人もそのまま気にせず使えるレベルに仕上がったと思う!(自画自賛w)
あとは耐久性だな。
そうそう、大家さんには特大の梨を頂いた。たぶん新高だと言っていたような・・・。
さらに作業代として3000円も!
いや~楽しかった(笑)。