79歳の父が、今月、両眼の白内障の手術を受けた。
左→右と1週ずらして片目ずつ行った。
非常に興味深かったのは、左眼を手術した後、右眼の手術までの1週間は白内障の前後が同居する期間になる。
自分自身でその違いリアルタイムで把握できる期間に、俺はとても興味があった。
父からメールが届いたのだが、偶然にも俺が興味津々だった点をドンピシャで伝える内容だった。
メールをそのまま載せよう。
眼をしょぼつかせながら「これか皆んなが言ってたのは」っと納得したのなんのって。
それから恐る恐る右眼と左眼を交互に閉じて周囲を眺めて、更に腰を抜かすほど驚いた。
治療後の左眼では、白い車が真っ白い! 雲も真っ白! 木も家も全ての色彩が鮮やかだ。
逆に右眼で見ると …… 車は黄色がかっており、空は中国黄砂襲来の時のあの薄汚れ色。
眼鏡の汚れと思っていたけど成程これが水晶体の濁りだったのね。
何よりも印象的だったのは空の透き通るような青さで、いつまでも見続けてしまった。
まぁ、単焦点レンズで水晶体のようにピント調整はできないとか色々あるんだが、おそらくそんなことはどうでもよくなるくらい世界が変わるんだと思う。
よかったよかった。