最低気温が夏野菜には厳しい。
最低気温が15℃程度だとよいらしい。

住宅団地の開発と人口増加
昭和40〜50年代(1965〜1980年頃)、取手市は首都圏のベッドタウンとして急速に発展しました。日本住宅公団(現UR)や民間による宅地開発が進み、人口が急増しました。昭和57年(1982年)には、地下鉄千代田線の取手駅までの相互乗り入れが開始され、通勤利便性が向上しました。
商業施設の充実
駅前にはイトーヨーカドーを核とする「カタクラショッピングプラザ」などの大型商業施設が立地し、賑わいを見せていました。
つくばエクスプレス(TX)の開業と影響
2005年に開業したTXは、秋葉原〜つくば間を高速で結び、取手市南部の守谷駅などからの都心アクセスが向上しました。これにより、従来取手駅で常総線と常磐線を乗り継いでいた通勤客がTXに流出し、取手駅の利用者数は減少しました。その結果、茨城県内の駅で最多だった利用者数は水戸駅に抜かれ、県内2位となりました。
商業施設の閉店と再開発
2007年には「カタクラショッピングプラザ」が閉店し、その跡地にはタワーマンションが建設されました。また、2010年に閉店した「取手とうきゅう」の建物は、2012年に再開発ビル「リボンとりで」として再オープンし、西友などが入居しています。
人口減少と高齢化
取手市は、昭和40〜50年代に移住してきた世代が高齢化し、現在では70〜80代となっています。その子供世代は都心に近いエリアに住む傾向があり、取手市の人口は減少し、高齢化率が上昇しています。これにより、駅の利用者数も減少しています。
駅施設の縮小と再編
取手駅では、利用者数の減少に伴い、東口のみどりの窓口の廃止や自動改札機の台数削減など、駅施設の縮小が進んでいます。一方で、西口では再開発が進められており、古い建物の取り壊しや新しい施設の建設が行われています。