洗面所リフォーム

今日は鋼鉄束の固定。
ある意味、これをしなきゃ始まらないとも言う。
床の違和感からこの作業が始まったのだから。
束を根太に固定する。
適当な木片を挟んでネジで固定。

床はウレタン系の接着剤を塗る。
束を伸ばして固定。
後日床面を確認しながら調整をして完了とする。

自宅に帰るとき、住宅街の角に座り込むおじいちゃん発見。
ここからが長かった・・・。

既に別の人がそばにいたけど、どうしてよいかわからず、救急車を呼ぼうか迷っていた。
おじいちゃんは「呼ばなくてよい」。
どうも尻もちをついて、立ち上がれなくなった模様。

特に痛がる様子もなく、喋りは元気なので骨折等もしていないだろう。

名前と家を訪ねたら3~4軒先・・・。
じゃあ頑張って帰ろうということになった。
最初にいた方には「多分大丈夫ですよ」と伝えて俺が引き取った。
さて家まで付き添うことにしたが足があまり動かない。
1歩が3cmくらいか・・・。

2m歩いて疲れたということで、移動時に使っていた手押し車に座ると言う。

しかしだ、
・自分の前にある手押し車の前に出ることができない
・なぜなら手押し車から手を離せないから
・とりあえず俺につかまってもらう
・その一瞬で手押し車をおじいちゃんの後方に滑り込ませる。
・今度は「座れない」と言う
・向かい合って両腕を引っ張り、お尻を降ろさせる
・車椅子のように転がしていく
・ただし低速
という感じで15分くらいかけて家に到着。

というところで偶然にもヘルパーさんが来た。
ヘルパーさんに事情を説明。
ケアマネに連絡するも休日 。
娘さんが近くに住んでいるという。
これからこちらに向かうとのこと。

その間、今度は門から玄関まで移動。
手すりはあるものの1歩3cmだし・・。
そして低い階段数段。
ズボンの腰を掴んでサポート。
そしてなんとか玄関にたどり着いた。

そこへ娘さん到着。
心配そうだったが、笑っているおじいちゃんを見て安心した感じだった。
ここ1年で外に出たことはほぼなかったのに何故?と首をかしげていた。

家までの道中は、「昭和8年生まれ」「電気工事士」「関電工で定年になった」「お隣はカトリックのおばあちゃんで一人暮らし」「その隣は気象庁勤務の方」などなど、なかなかお喋りなおじいちゃんでしたとさ。

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